アイデア: ルームライト、スポットライト、キャンドルライト
日常を電気の明かりに囲まれて過ごす現代人にとって、アウトドアやフィールドスポーツにおける最大の不便さの一つは、外が暗くなった時の照明です。ことにキャンプともなると、ただ野外で何かをしている時の明かりが必要なだけでなく、キャンプ「生活」におけるあらゆる行動で照明が必要になってきます。これを私個人の長年のキャンプ経験から整理すると、キャンプの明かりには大きく分けて「ルームライト」、「スポットライト」、「ムードライト/常夜灯」の3つの役割が求められます。
「人が増えたら明かりも増やす」という前提において、小さいボディに高機能を詰め込んだenevu CUBE<エネヴューキューブ>。
下記は実際のフィールドにおいて、5人用テントという大きいスペースにおいて、CUBEを1個もしくは2個を使いまわすだけで、どれだけ照明が提供できるかをテストした時のお話しです。
1.ルームライト・・・集合としての光
テーブル全体を使った食事や、みんなが集まる場所には、部屋全体が明るく見えているためのルームライトが必要です。ただ、続けて点灯しているセッション時間はあまり長くなく、30-60分程度、強い光が必要な時間はその半分も見ておけば大丈夫です。ライトの位置は重要で、高い位置に最低一つ強い光源があり、その反対側に光源がもう一つあることが条件になります。
CUBEに置き換えると、高い位置に1つ吊り下げて必要に応じて「強」または「普通」に設定し、テーブルの上にもう1つを「普通」モードで置いておけば十分な光量が得られます。
2.スポットライト・・・個を照らす光
本を読んだり、書き物をしたり、調理をする場所では、必要に応じて作業に必要な光を得る必要があります。
CUBEに置き換えると、高い位置に吊っておき、「通常」モードで使いながら、細かい作業に必要な時だけ「強」モードに切り替えて必要な照明を得る使い方が効率的です。
3.ムードライト/常夜灯
夜中に目が覚めた時、全くの暗闇では非常に不便です。また、周囲が暗闇の状態では、テントの位置を示す光源があると便利です。そんな時は、メインで使っていないCUBEがあれば、それを「弱」状態にしておいてベッドサイドに置いておいたり、IPX4防水機能を活かして、テントの出入り口部分に置いておくと、常夜灯としてだけでなく、外へ行く人の懐中電灯の代わりにもなるので便利です。
4.吊り下げる時に便利な方法
一つのCUBEを吊り下げる環境で使う場合は、フックと組み合わせると便利です。一番使い易いのは「Sフック」。デフューザーを外せば62gの本体ですから、充分な吊り下げスペックです。もちろん、ランタンをつるす時に良く使われる「カラビナ」でも便利に使えます。キャンピングカーで使われている方では、ベルクロで固定されている方もいます。
まとめ
CUBEの利点である「小型軽量・IPX4防水なので置き場所を選ばない」、「3段階に調整できるホワイトライト」「個としても集合としても使える光源」を活用すると、今までのランタンとは比べものにならないコンパクトな空間で便利な灯りを使うことが可能です。eneloopなどの充電式単4電池も使えますので、繰り返し使う際に便利である点と、かつ環境にも配慮できる点を考えると、おススメです。
今回のレポートでは、「Outwell Tenesse 5」という5人用の大型テント(パノラマルームx1、リビングルームx1、ベッドルームx2)で使ってみましたが、通常サイズのテントであればさらにに使い勝手が良いランタンだと思います。また、同じ方法が、キャンピングカーやレジャーボートのキャビン内、バックパック旅行やバルコニーでも活用できますので、ぜひお試しください。
おまけ
キャンプにおける照明は「実用」が優先されますが、CUBEは「イルミネーション」という、遊びもいろいろとできます。みんなが集まるテーブルを幻想的に照らしたり(光を拡散するアクリルグラスを使っています)。
ただギターを弾くだけの時間が、ライティングによって特設ステージになりました。
いろいろな使い方ができると思いますので、詳細はホームページの「インスピレーション」のセクションをご覧ください。
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