「もっふぃー」カラーの使い方
カラー系統 | 淡色/明色 | 中間色/別トーン | 濃色/暗色 |
ニュートラル | 蛍光ホワイト | アイボリー | ブラック |
イエロー系 | クリーム | レモン/たんぽぽ | アンバー |
レッド系 | ビスク | ピンク | レッド/コーラル |
グリーン系 | ミント | もえぎ | モス |
アース系 | ベージュ | コルク | チョコレート |
オレンジ系 | N/A | キャロット | N/A |
パープル系 | N/A | ライラック | パープル |
ブルー系 | N/A | ブルー | N/A |
蛍光系 | 蛍光イエロー | 蛍光オレンジ | N/A |
カラー系統 | 微光 | 中光 | 強光 |
蓄光系 | ルミナスピンク | ルミナスホワイト | ルミナスイエロー |
①明度チェック
フィールド独自のカラー偏向が分からない場合、まずは明度チェックを行います。
はじめにUV反射が少ない「アイボリー」で反応を見ます。反応が弱い場合、「蛍光ホワイト」(UV反射多)で活性の高い魚を寄せた方が良いか、
また、「ブラック」を沈めて使ってボトムよりの魚を狙った方が良いか判断します。
ニュートラル系で反応が弱い場合はカラー偏向が強いことが考えられますので、次へ進みます。
②色相・濃淡チェック
魚にとってカラーは非常に重要な調整要素となっています。
トラウトの場合、赤・緑・青の3原色だけでなく、4原色目の「黄色」系統のカラーのトーンを感知する能力に優れているので、まずはイエロー系から様子を見るのがセオリーですが、そのフィールドの魚たち独自のカラー偏向を推理しながらカラーマッチさせます。
また一般的には水温が低い時ほど薄い色、水温が高い時ほど濃い色が好まれます。
さらにフィールドの水質によって水の色が異なり、魚の位置から見てフライの背景となる、ボトムや岸・空の色などによって、魚から警戒されないカラーまたは目立たせ魚を集めるカラーが決まります。
- 水の色・・・クリアーウォーターの場合は空の色が影響。少し濁ったステインドウォーターの場合は目立たせるために正反対の色相をトライします(グリーン系に濁る場合はレッド系)、完全に濁ったマディウォーターの場合は暗い色一択となります
- 空の色・・・シャローレンジに影響。朝の時間帯はグリーン系、昼間はイエロー・レッド・オレンジ系が一般的に反応が良くなります
- ボトムや岸の色・・・砂底の場合はタン系、泥底や岩盤の場合は反対の色(アース系の場合はグリーン系、グリーン系の場合はレッド系)への反応が良くなります
③蛍光・蓄光によるアトラクター効果
UV反射する「蛍光」は水のコンディションに関わらず魚の興味を刺激するためアタリが出やすいカラーとなっています。
水深があるフィールドでフォールの釣りで探ったり、高感度・遊動式マーカーの「ぴくもん」などを使ったレンジ攻略を行う場合、どのレンジの反応が一番良いかを見つける時に非常に便利です。
UV反射&蓄光して発光する「ルミナス」は、より強いアトラクター効果かつ
アピールし過ぎない「微光」から、広範囲に効果を発揮する「強光」まで使い分けることで、エリア・湖・本流・ソルトで広いレンジやエリアをサーチする時に非常に効果的です。
これらは濁りが入ってしまった時にも魚から見つけやすいため活性チェックに使ったり、単体でアトラクターとして使うこともできます。
④プレッシャーや活性で調整
すぐ隣のアングラーが使い続けているカラーは警戒されている場合がありますので、スレさせないように同じカラー系統の別トーン(レモンの場合はたんぽぽなど)を使います。
反対に魚が食べることだけに集中して警戒心を完全に解いているラッキーな状態の場合、目立たせてすぐに見つけさせるためにフィールドカラーの反対色(薄いグリーンの濁りの場合はライラックやパープル)を投入します。
⑤カラー&マテリアルの組み合わせ
もっふぃー単体カラーだけでなく、濁りに強い「ブラック」と黄色の中間色の「レモン」を組み合わせて両方の効果を狙ったり、蛍光カラーと暗いカラーを組み合わせたり、他のマテリアルと組み合わせたり、自分だけの答えを見つけてください。
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